JWW寸法図形の不具合

少し前にお話したJWCADの寸法図形の不具合です。私は普段の設定では、寸法作図時には寸法図形にしていません。(かなり単純な矩形施設の図面製図等では最初から寸法図形を使っていましたけど・・・)
書き込み寸法なども使うので、文字になっている方が何かと便利だからです。
でも、一般的にものを作る作業においては図面の修正は当たり前のように発生しますので、当然寸法値も修正が必要になります。
ですので、一旦寸法値(文字)として書き込んだものを、寸法値に変更してから、図面修正を行います。
このとき起こる現象でちょっと困りものがあるので、画像にしてみました。

単純図形でも発生してしまう不具合の例を画像にしています。

↑これは引き出しをして寸法値を入れてから、寸法図形化する修正をすると起きる現象です。引き出し寸法は、アバウトな数字を入れてしまっていますが、小数点以下が全く同じでない場合は修正すると必ず起こるようです。つまり、寸法値に変更が生じる場合に起こる現象のようです。これは、文字属性でも寸法属性の文字でも起きるようです。
なので、あらかじめ最初の値が正確な寸法図形の寸法値で、その後に修正すれば寸法値は追従するわけで、問題は起きないのですが、製図の順序として、必ずしもそうでない場合があるわけで、少々やっかいかなと思いました。

↑この例は、寸法図形を含む図形をコピーしては貼り付けています。寸法値が変な角度に貼り付いているのがわかると思います。
グレーは元の位置を示しています。

寸法値の位置や角度も関係するのかと思って、下のようなことをしてみました。
でも、この場所では問題が起きません・・・わかりません

これはたしかに以前からある問題のように思うし、いやいや製図の手順が違うからいかのんでしょう・・・という反省点なのかもしれないし・・・不具合として検討して頂けるなのかどうかすらわかりません。
コピーと貼り付けについては私のあパソコンのメモリー内に、変な情報でも入っいるのでしょうか・・・
不思議です。

できれば、引き出し線に書き込む寸法値の修正について、寸法図形が使えるとかなり便利なので、何とかしていただければと思ったりします。
でも、これも製図の手順の問題、寸法値の桁数や概数表記の問題なのかもしれませんから、なるべく自分達で対応していくように思います。
一応自分の記録としてブログに記しました。