ubuntuとwineとJWCAD

えっと、いまさらですけど、さらに、もうUBUNTU(LINUX)環境でJWCAD使う人なんかいないと思うけど、改めて・・・
えっと、わたしはUBUNTUの16.04の長いサポート版を現在は使用していますが、Wineの最新版の環境で、JWCADはほぼ完璧に動作してると思います。基本機能で作図している図面で不具合が出たことはないし、Windowsを利用されている事務所さんへデータのやり取りしても問題は出ていません。
ただし、Wineは最新のバージョンが更新できるようにSoftwareセンターからじゃなくて、直に入れる方がいいです。Wineのページに行けば説明が書かれています・・・英語だけど・・・
途中、必要なものを入れてとか出ますが、指示通りにすれば問題なく進めます。
わからなければ聞いて下さい。
で、JWCADはWineが入った状態でインストールします。インストール時にWineが起動しますので、先に起動させてない場合は少し時間かかるかもしれません。と言っても一瞬です。
で、普通にWindowsのようにインストールでき、仮想のルートのC:\JWW(ホーム/.wine/・・・)にインストールできると思います。
これで一応いいのですが、ショーットカットがありません・・・
この時点で、サンプルファイルをダブルクリックすると、JWWが起動して開くと思いますが、デスクトップにショートカット欲しいですよね。
できます。作り方は簡単ですよ。すぐわかると思うけど、知りたい人はコメントで聞いてくださいね。
ちなみに、JacConvertも動きます。TeighaFileConverterはUbuntu版があるのでそちらを入れてます。JacConvertはちゃんと購入しましょう。
外部変形は、文字の問題を除けば、ほとんど動くと思います。

Wineでの問題は、まず
動かない
次に
Fontがおかしい。文字化けしまくる。
です。
動かないのは、ちょっとどうしようもないです。でも多くの場合、不足しているDLLなどを入れることで動くそうです・・・あくまで、自己責任。
でも、JWCAD関係では、ほぼ動いているように思います。RUBY系の外部変形を試していませんが、AWK、PYTHONなどのスクリプトな外部変形は動きます。それから、実行ファイル形式は動きますが、メニューの不文字化けが出るものがあります。メニューっていうか、サブメニューやダイアログの文字化けですね・・・
文字は、仮想レジストリでだいたい変更できたり、指定フォントやシステムフォントの代替えフォントを指定できたりできるのでそうしていますが、それでも文字化けするものが有りますね・・・
WinecfgのコマンドでWineの設定がGUIでできます。この設定画面では文字については、いくつかまだ出来ない部分があるような感じでした。
ただ・・・わたしの大好きなソフトDomino(音楽作るソフト)が動くんだけど、文字が完全に化けきって、メニューも全く読めません・・・
なんとかこの問題クリアしたい・・・です。フォントが指定なのかしら・・・とか思ったり・・・

ということで、JWCADは単体だと、ほぼ完全に動いているというご報告です。
もちろんクロックメニューなどマウス操作も問題ありませんよ(^^)
ただ、JWCAD単体で使うということはあまりないでしょうから、外部変形の検証が必要なのですけど、わたしが使っているものでは問題ありません(^^)問題ないようにバッチファイルのパスを書き直したものもありますけど、パスはちょっと注意が必要です。WindowsじゃないのであくまでWineを使ってるの忘れないように・・・
とうぜんAWKとかも、Wine上で動かしていますが、AWKはもしかしたらUBUNTUにそのままのせてもいいのかもしれないですね・・・

あ、Wineを入れたら、Winetricksも忘れずに・・・便利です。Winetricksから日本語Fontをたくさん入れらます。DLLなども。
私はゆっくりコマンド打ちで作業していますけど、皆さんなら、苦もなくされると思います。
スケッチアップは・・・インストール失敗・・・わかんない・・・

そうそう、GIMPとBlender使うなら、やっぱりLINUX(UBUNTU)がいいと思います。

UBUNTU内でJWCAD→Blenderができるので便利。
でも、設計図面をそのまま2Dから3Dに持っていくとか、そんなことはしないです・・・それはスケッチアップのほうが優れてる。
Blenderでつくる3Dにはもうちょっと違う意味があったり・・・(^^)
なので、作図方法が根本的に違います・・・というか、たぶん、見たら笑われるから書かない・・・
私以外が見たら、なにが描かれてるのたぶんわかなんないと思う
図面は、単なる下敷きですね・・・3Dモデルに使うようのデータは、ちょっと違います。
あ、あと縮尺合わせとか、いろいろポイントあるんですけど、決めておけばあとは簡単。Blender上でも寸法は確認しながら作図できますので、きっちりしたものが作れますよ(3Dなので小数点以下の精度はいまいちですけどこれはしかたないと思います)

家具とかは、また違う作り方しています。でも、こちらの方が図面はそのまま使うかな・・・

やっぱり偉大なJWCADなのです!

あ、Windows10使ってる皆さんには上の情報なんて不必要ですからねぇ~~~