wine+DominoやJtrimのサブメニューの文字化け解消

wineを利用して困るのは文字化けです。多くの場合、winecfgの「デスクトップ統合」というタブのテキストの設定でクリアできます。あとはレジストリ内の代換えフォントのところを書き足したりします。

でも、私がWindowsでよく使っていたDominoやJtrimのメニューでピロピロって出てくるサブのメニューが文字化けして嫌でした。

今回はその解消方法。
実は簡単です。winecfgのデスクトップ統合から、フォント(Font)が変えられる項目を探します。


フォントを選ぶことができる(ボタンがアクティブになる)と、フォントの設定画面で、サンプルの下にある「文字セット」に注目です。
ここ、なぜかTakaoなどの日本語が使えるフォントを選んでいても「欧文」になっていたりします。※実はくるくる選んでいるうちにTakaoのフォントも文字セットが日本語になったりします。
まあ、とにかく「日本語」と表記されるフォントを選びます。私の場合は一度Systemにすると日本語の表示に変わったので、その時点からいろいろ探しました。その中でIPAexゴシックを選びました。何でもいいと思います。
で、文字セットが日本語になると、サブメニュー他すべての部分の文字が日本語で表示されています。

フォントが変えられるwinecfgの項目は
「アクティブタイトルのテキスト」
「ヒントのテキスト」
「メッセージボックスのテキスト
「メニューのテキスト」
の4項目だと思います。
今回の場合はメニューだったので「メニューのテキスト」の設定で変えられました。
文字セットの表示がおかしいのは不具合だと思いますのでいずれ修正されるのかもしれませんね。でも、日本語環境のお話しなので、なかなか触っていただけないのかもしれません・・・

文字化けしてたら試してみてね。