ほけんじょ

新型コロナウィルスのニュースや回覧板で「保健所」っていう名前をよく見ますよね。みなさんは普段もご利用なのかしら・・・
わたしは実は全然行ったことがないんですよね・・・市役所のそういう課には行ったかな・・・だいぶ前ね
で、この新型コロナウィルスの対応が大津市の場合は「健康保険部保健所 保健予防課」さんと「大津市の帰国者・接触者相談センター」のようですね。
思うんだけど、後者はどうやら24時間体制で対応しているみたいなので大変だと思う。ようは救急病院の窓口みたいな状態なのでしょう・・・
確かにこれまので状況から、ここでの対応で生死が分かれる可能性が大きいので大変だと思う。

保健所っていうか、こういう対応窓口と、その地域の状況分析をされる方とのリンクってあるのかしら・・・それから、この窓口にちゃんとした権限をあたえているのかしら・・・っていうか、状況分析できる方がいるのかしら・・・
どんなに頑張って対応していても、人がするのだから、限られた人数なら限界があるはず。そういったことを含めて分析して的確に拡充・できない場合は違う対応方法の検討を即座にできるチームがいないと、窓口の人や医療施設におられる方にこんな役割振っていたら、それこそ大混乱でしょう・・・

1:感染情報と感染経路の収集者(これは保健所と医療施設の方だと思うけど、その情報を正確に収集して分析者と一緒にマッピングなどの実作業をする人が必要ですよね。たぶん複数人。)
2:同情報の分析者
3:保健所へ来るまでの情報とローカル全体の情報の集積と分析者(これ、けっこう大変な作業)
4:2と3の分析をローカル以外の地域の分析と比較して、全体としてのローカルな位置づけと対応策を検討し、法制度の照合や各担当部署への手配の準備をする者
(ローカル以外の情報に関しては2と3もそれぞれでフォローしているのは当たり前ですよね)
5:実際の対応を4と一緒に検討して、実行する者
(これをよく首長とかにしているようだけど、だめだと思うの。首長の承認がなくても即座に動かせるだけの権限がないと、緊急時対応は不可能。もちろん、首長がそれを兼任ならばそれはそれでいいけど、たぶん過労死する)
6:実行時にシュミレーションされた内容がどういう効果となったか検証し、即座に5と共に次のスッテプへの以降を考え、実行された内容の方向を修正するもの
7:それらの情報を随時各メンバーに報告し、情報を共有し、共有できているか確認する者
※2と5はチームのキーマンだけど、兼任は不可。喧嘩し合う間柄が望ましいですよね。
7は、スーパーサポーター。この人がいないと、たぶんチームはまとまらない的な人。
さいごに、こいうチームを統括し守るのが首長や担当上部組織の長であるといいですよね。

まあ、すくなくとも、こんな感じのチームメンバーは必要でしょうなので、バックアップを入れると14人以上必要になりますよね。まあ、大抵は10人程度で兼任しながらすると思うけど。すくなくとも2と5は単独が望ましいので・・・24時間対応はかなり難しくなる・・・

こういうの、そういう専門施設があれば別だけど、なければ、各大学や民間企業の専門家がバッと集まって、チームになって、学生や企業の一部のお力を借りて対応できるシステムがあれば、平素の行政負担(お金と人材)は、かなり節約できるのにね・・・学校側からすれば実践活用なので、決して悪いことじゃないと思うし。
そうされているところもあるみたいだけど、できれば、日本全体でそうなればいいなぁ~って思います。

そういうチームが各土地土地(ローカル)の現場におられることを祈ります。
新型コロナウィルスが去っても、また引き続き来る可能性は十分あるし、地震や大雨などの自然災害と同じように、緊急事態(有事も含めて)が発生すると思われることへの緊急分析・対応チームを編成できるように体制作って欲しいですよね。
有識者とかではなくて、できれば、現場のチームとして。そこへ有識者や、より高度な専門家のみなさま、過去に現場対応してくださった経験者のかたが、助言する形でいいのだと思います。(チームは緊急時のみに招集される訓練を日頃からしておくことが肝心ですよね。日本は軍隊がないので徴兵とかないから、こういう訓練ってしていないでしょ?なので、ぜひ、役所のみなさんが手動でそういう訓練をしてほしいかなって思います。もちろん、そこに民間が主導的な立場で入っても全然おかしくないし、むしろそうあるべきだとは思います。各大学や若い力が参加するシステムなどがあってもいいと思います。)

この先、自治体の若い首長の方がおられるところはどんどんこういうシステム作りをされればいいのになって思います。すでにされてるかしら・・・きっとそうですよね。

今、新型コロナウィルスに対して頑張っておられる皆様に本当に感謝です。
なので・・・

ああ、自粛解除とかは、日本って、なぜか海外のように具体的な政策ってほんとにない国なんだなぁ~って思いました。政治家さんや有識者さんって、ほんと何してはるのかしら・・・これが、多くの一般庶民の感覚じゃないかしら。
だって、自粛要請を出すって時点で、解除するための基準や方法・手順は既に計画されて、それを実行すればいいだけのはずって思うけど、自粛要請出した時に、どういう時点で解除するのか、どういう目標が達成できれば、行動がどの範囲で自由になり、どこまで動いていいのか、でもそれは、国民全体がこうすればという大前提だよって言う、方向(舵取り?)が、わたしのような凡人にはわかりませんでした。聞こえてこなかった。

国政が悪いとか言うつもりはありません。ただ、日本は海外よりも感染者数も死亡者数も少ない。とうぜん、この数字レベルなら海外だと「解除だぁ~~」って思う人もいると思います。
実際ヨーロッパ各国は未だ感染者数は多いけど、経済活動などを考慮して部分解除の方向で動いてるし、もちろん、また第2波が来れば即座に対応するでしょう。

フランスなんかは、本当にこのあたりきっちり決めているように思います。

日本に出稼ぎとかで来ている海外の方がかわいそうかな・・・でも一部ですでに暴徒化(ちょっとちがいますね、窃盗団化?)している情報ありだけど・・・そうなるとさらにかわいそうかな・・・他のまじめな出稼ぎの方にひっくるめて悪い目で見られますもんね・・・

さてはて、どうなることやら・・・おばさんはお昼の準備を始めよっと

ああ、最後に・・・有事がないと、どんなだけ訓練してても次世代に繋がらないっていうのが、人間の悲しい現実なのかも・・・